耳の病気
耳は、外耳道(耳の穴)、中耳(鼓膜の奥の小空間)、内耳(耳の一番内側にあたる部分で、蝸牛と前庭・三半規管からなる)の3つの部分から成ります。耳は「音を聴く」という機能を担っているほか、体のバランスをとる半規管と連結している大切な感覚器官です。耳が痛む、聞こえにくい、耳鳴り、耳だれ、耳垢など、耳の症状が現れましたら、どんなことでも、早めにご相談ください。
鼻の病気
鼻はにおいを嗅ぐ機能だけでなく、呼吸器官としての大切な働きを担っています。鼻は肺や気管を守るために、吸った空気を十分に温め、加湿し、ウイルスや細菌、ほこりなどの体内への侵入を妨害して、きれいな空気を肺に送り込むためのフィルターのような役目をしています。
鼻がつまる、くしゃみ、鼻水が出る、においがわからない、鼻や頬が痛むなどの症状が現れましたら、早めにご相談ください。
のどの病気
のどは食べ物を食道や胃に送り込む役割と、肺に空気を届け、また言葉を発する役割を担っています。また、口から入ってきた細菌やウイルスの侵入も防いでいます。どの働きも、とても大切です。
のどの痛み、咳や痰、のどの異物感、声がかすれる、のどのつまり感・違和感、呼吸がぜいぜいするなどの症状が現れましたら、ご相談ください。
めまい
人間は自分の周囲の空間や位置を眼、内耳(半規管・耳石)、および手足の関節などで感知し、その情報が脳に伝えられ、そこで統合され、体のバランス(平衡覚)を微妙にコントロールしています。このいずれかの具合が悪くなると、平衡障害やめまいを感じるわけです。
めまいを起こす病気には、いろいろなものがあります。
花粉症
花粉症とは、アレルギー性鼻炎の一種で、特に植物の花粉が原因となって、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状を起こします。現在、日本人の5人に1人が花粉症と言われ、もはや“国民病”の観さえ呈しています。
スギ・ヒノキの花粉が有名ですが、アレルギーを引き起こす植物はスギ・ヒノキ以外にもたくさんあります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠時に呼吸停止、または低呼吸になる疾患のことです。10秒以上の無呼吸(呼吸が止まっている状態)が、一晩に30階以上または1時間に5回以上起こることをいいます。
睡眠中や日中の気になる症状がありましたら、早めにご相談ください。
補聴器外来
日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医として、個々の聴力の状態に合わせよりよい補聴器を選定し調整いたします。聴力は一般に30歳代を境に衰え始め、特に高音域から低下していきます。高い音が聞こえにくくなると、母音は聞き取れるものの、子音が聞き取りづらくなってきます。
まずは、ご自身の聴力の状態を正確に知ることが大切です。お気軽にご相談ください。
予防接種
さとう耳鼻咽喉科クリニックでは、インフルエンザなどの各種予防接種を行っております。
予防接種でご利用いただく場合は、お電話でのご予約が必要となりますので事前にご連絡ください。(インフルエンザに関しましては、ご予約の必要はございません)